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for Beatiful Silver-Life !
for Happy Ending-Life !
1.エンディングノートとは:遺言書、遺言とどう違うのか?
ご自身にもしものことがあった時に備えて、ご家族や大切な人に伝えたいことを書き記しておくもので、
人生の終わりに向かって活動する「終活」の一環として、「終活ノート」とも呼ばれます。
「遺言書」は遺産分割に関する法的な拘束力のある文書であって、
「遺書」は死を目前にして自分の気持ちを述べる手紙なので、エンディングノートとはこれらとは異なるものです。
(1)エンディングノートの役割
エンディングノートには、「整理」と「伝達」の2つの役割があります。
「整理」:エンディングノートで向き合う項目には、
自分自身の基本情報
預貯金や借入金などの資産
親戚や友人などの交友関係
医療
介護
葬儀
供養
などです。
詳しくは以下で取り上げます。
(2)エンディングノートと遺言書の違い
ご自身の思いを伝える方法としてエンディングノートと並んで挙げられるのが「遺言書」です。
エンディングノートも遺言書もご自身の思いを伝えるための手段ですが、
遺言書は主に遺産相続などに効力を発揮します。
遺言書とエンディングノートの一番の違いは、遺言書には法的効力があることです。
遺言書は法務省令で様式が定められています。
遺言は満15歳に達していれば、原則として誰でも作成することができます。
遺言に書く内容は遺言者の自由ですが、法的な効果が発生する事項が限定されます。
遺言書に作成方法などの違いでいくつか種類がありますが、
費用がかかることや、不備があると効力を失うなどのデメリットがあります。
それに比べてエンディングノートはノートさえあればいつでも始められ、
ご自身で自由に書くことができるのがメリットです。
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